塩見 鮮一郎公式 掲示板

過去ログ4814 2026/5/12 9:05

▼わかけん
ありがとうございます。
2020年は令和2年ですか。NPO法人と放課後デイを立ち上げました。
許可申請のため都庁に通っていた2年2月。都庁食堂のテレビがコロナのニュースを報じていました。
4月1日、開室。コロナの嵐と同時の前途多難な時期でしたよ。
詩は、その2年後。2022年頃から書き始めました。詩集に入っている「直樹」という詩が一番はじめ。ほとんど生まれて初めです。詩は、特別なもの。という思いがあったので。自分が書くとは思ってもみなかった。投稿したら掲載されました。蕎麦屋でお見せしましたね。あれからぽつぽつと。書きためたものをまとめました。今も、月イチくらいですが書きます。


▼世話人
読書I詩集『針魚』について
楽しみました。
最初の詩「おとね」を対象にしました。
仲間が自由にふるまう詩は全部で6編。
ほか作者が思索してきた個別のテーマをあつかった詩が17編。
若山聡(さとし)の詩をまとめて読んだのは初めてです。

デイサービス「わっしょいふる里」を立ち上げたのが、
令和に元号が代わるころでしょうか。バディの片岡倫子氏が詩集の題字を揮毫しています。
鋭く針の突き出た強い字で、まさに針魚です。
言い足りないことがいっぱいあるようで、
そのこと、またつぶやくかも知れません。

HP

▼世話人
読書H針魚ハリヨ
オレンジの毛糸/赤い目玉
の次の行からが、最後の連です。もう、おとねの姿は見えません。雪だるまを作って、意気揚々と帰って行きました。

雪だるまを持って帰りません。母に叱られるからではなく、
おとねの念頭からふたごの弟は消えていて、
雪だるまを作ることがすべてでした。そして、

 次の朝、すっかりとけて
 オレンジの赤と黄だけ
 ベンチの板の上に 残っていた
 それは陽の光を浴びて
 小さく くしゃくしゃと
 貼りついていたよ

と、「よ」を語尾につけて
おとねをいたわります。

老人の感想は以上です。
あと、詩と詩人と詩集についての若干のデータを付けくわえます。

HP

▼世話人
読書Gつづき
おとね
 放課後 やって来て
 日陰に残った わずかな雪で作った
 掌に乗るほどの
 雪だるま

詩人は夕べの雪を思い、
弟のために雪だるまを作ろうとしたのに
母親から頭ごなしに叱られたのだと察します。
おとねのちいさな胸がどんなに痛んだかも共有します。
ちいさな雪だるまは翌朝にはとけてしまい、
  
 オレンジの毛糸/赤い目玉
 レゴのかけらは黄色い鼻
が、ベンチの板の上に残っていた。

 陽の光を浴びて
 小さく くしゃくしゃと
 貼りついていたよ

HP

▼世話人
読書G
おとね
放課後 やって来て

と詩句はつづきます。
おとねが区立小学校から、やってくるのです。
ここで視点は定まります。
詩人がデイサービスの教室にいて、
おとねを迎えるのです。
これまでの点景がつながります。
おとねの手足も動きます。
やりたいことへ向かいます。

HP

▼世話人
読書Fつづき
あんなに双子の弟が好きなおとよなのに
区立の小学校では、アローン。
She was alone at school.

頭ではなく体のはんぱつ。
これこそおとよ。
おとよを苦しめる。

多様性社会と、
学校で教える。
もっとも多様性から遠ざかる区立の学校。
正確さ、ヤマノテセンの狂ったダイヤグラム。
言葉だけのソーシャルアメニティ。

参加をいやがるのはおとよのカラダ。

HP

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